土砂崩れによる倒木の処理を学ぼうと、西予署員は28日、愛媛県の西予市森林組合の職員からチェーンソーの使い方を教わった。倒壊家屋での人命救助や道路の通行止めなど、災害時の速やかな対応を目指して訓練した。 管内では6月下旬以降、県道が通行止めになる土砂崩れが2件続いたことなどから、初めて実施した。 西予市宇和町卯之町4丁目の市森林組合宇和支所で、署員8人が組合職員3人から指導を受けた。「上から木を切り続けるとチェーンソーが抜けなくなる。上から切れ目を入れ、下から切る」「倒木は跳ね上がって命に関わることもあるので、気を付けて」などのアドバイスを聞き、署員は慎重に丸太を切っていった。のこぎりやハンマーなどを使って倒木を撤去する訓練も実施した。
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