米軍のヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)建設や新型輸送機MV22オスプレイ配備に反対する沖縄県東村高江の住民らの姿を追った、琉球朝日放送(QAB)制作のドキュメンタリー番組「標的の村」の上映会が6日、愛媛県新居浜市萩生の中萩公民館であり、市民約30人が基地問題を考えた。 憲法9条を守る中萩・大生院校区の会(伊藤初美、高須賀順子両代表世話人)が主催。QABの許諾を得て、沖縄県内向けに放映された47分間の番組のDVDを上映した。 高江地区は沖縄県北部の森林地帯「やんばる」にあり、周囲の米軍北部訓練場でオスプレイが発着するヘリパッドの建設が進められている。番組では、建設反対を訴えて座り込み抗議を始めた地区住民を国が「通行妨害」として訴えた裁判の経緯や、普天間飛行場へのオスプレイ配備に抵抗し2012年9月末に米軍基地を一時封鎖した住民の映像などを伝えている。
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