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未来へ届け交流の絆、手紙や記事 額に保管 西予

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 東日本大震災が起きる直前「第17回全国かまぼこ板の絵展覧会」に応募し、未曽有の混乱の中届いた岩手県宮古市の田老第三小学校の児童らの作品を入れた額に、児童らが充実した人生を歩めるよう願いを込めたメッセージなどを収める作業が6日、愛媛県西予市城川町下相のギャラリーしろかわであった。同校の前校長荒谷栄子さん(60)も参加。子どもが還暦を迎える2061年に開封する。 額は縦48センチ、横63センチ。震災時3年生だった丹野聖也君、佐々木翔太君、小野莉々花さんの3人と、当時の担任だった千葉朋子さんが寄せたかまぼこ板の絵計6点の作品「田老発2011・3・11」を固定した板の裏側のスペースを活用した。ギャラリー側が児童らの安否を心配して学校に送った手紙や返信の礼状、作品を包んでいた岩手日報の新聞紙、ギャラリーしろかわと児童らの交流を伝える新聞記事、荒谷さんが将来の児童に宛てたメッセージなど計約20点を収めた。

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