インターネット上の不法行為などを県警と連携して監視する「サイバーパトローラー」委嘱式が8日、愛媛県警本部であり、愛媛大と松山大のネットの知識が豊富な学生計26人に委嘱した。 両大の学生約15人が出席。阿部克彦生活安全部長が「県内でもサイバー犯罪の摘発は増えているが、県警だけでの対応は非常に困難。豊富な知識と柔軟な発想を持つ皆さんに力を借りたい」と協力を要請し、代表者に委嘱状を手渡した。 愛媛大大学院理工学研究科の吉本祐真さんは「個人の権利を尊重しつつ、音楽の不法配信などを重点に、違法行為を見つければ、速やかに通報し、犯罪の未然防止などに努める」と決意を表明。松山大経営学部3年下和田祐樹さんは「悪質商法や出資法違反などのパトロールを強化したい」と述べた。
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