四国の87市町村でつくる四国国道協会(会長・石橋寛久宇和島市長)の本年度総会が8日、愛媛県伊予市下三谷のウェルピア伊予であり、高速道路の「四国8の字ネットワーク」早期完成など5項目を国に要望することを決議した。 市町村長ら約110人が参加。石橋会長が「8の字ネットワークの一日も早い完成や災害時に大きな役目を果たす高規格道路の整備など、目的達成のため意思統一を再確認したい」とあいさつした。 決議したのはほかに、安全安心で快適な生活環境実現への道路整備の重点的推進▽老朽化した道路の点検・診断システムの構築▽道路整備の予算確保▽四国地方整備局などの廃止や移管を行わない―の4項目。今後は国土交通省や国会議員などに要望活動を行う。
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