2013年度の発掘成果などを公開する「古代いよ発掘まつり」の前期展が愛媛県松山市南斎院町の市考古館で開かれており、市内の遺跡で見つかった出土品など約160点が展示されている。観覧無料。8月31日まで。 市文化・スポーツ振興財団と県埋蔵文化財センターが、最新の研究成果をいち早く知ってもらおうと12年度から開催。「掘ったぞな松山2014」と題し、市内の14遺跡を取り上げた。 松山城三之丸跡(松山市堀之内)から見つかった江戸時代の鬼瓦には、藩主久松松平家の家紋である星梅鉢があしらわれている。三之丸は藩政の中枢部にあたり、遺構調査でもかなり立派な空間だったことが分かっている。
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