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6月の県内倒産負債総額、09年以降最多に

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 東京商工リサーチ松山支店が8日までにまとめた6月の負債総額1000万円以上の愛媛県内倒産負債総額は97億2800万円で、2009年1月以降最多となった。負債額10億円を超す大型倒産が3件発生したため、総額は前月の約16倍となった。件数も8件で前月の2倍に増えた。 業種別では、卸売3件、農業、建設、製造、運輸、サービス業などが各1件だった。原因別では、販売不振4件、赤字累積と他社倒産の余波が各2件。地域別では、松山市2件、今治市、四国中央市、大洲市、八幡浜市、西予市、砥部町で各1件と県内全域で発生した。 松山支店は県内の倒産が急増する可能性について「まだ低いが、実質破綻している企業は5月以降増加傾向にある」と指摘。「体質改善の進まない企業や景気拡大の波に乗り遅れた企業など、倒産の押し上げ懸念は徐々に強まっている」とみている。

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