愛媛大が2009年から社会人向けに開く「地域マネジメントスキル習得講座」の修了生らによる「シニア塾」が5日、松山市樽味3丁目の愛媛大農学部で始まった。初回は、多摩大大学院の望月照彦客員教授が「新しい地域と生活の創造」と題し、人とのつながりが希薄になった現代に地域で幸せに生きるすべを社会哲学の視点から示した。 シニア塾は、同講座の修了生でつくる同窓会組織「愛媛大地域再生マネージャーアカデミー」会員が、学び直しや連携の場として開講。来年2月までに計6回、各2日間の日程で開く予定で、会員以外も参加できる。5日は農業関係者や公務員、会社員ら約50人が参加した。
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