2011年7月に独立したアフリカの南スーダンでインフラ整備活動などを行っていた陸上自衛隊松山駐屯地の塩沢正徳2等陸尉(28)が帰国し、愛媛県松山市南梅本町の同駐屯地で24日、隊員らが出迎えた。 陸自が参加している国連南スーダン派遣団(UNMISS)の一環。式では、道路両脇に並んだ隊員が拍手で迎え入れ、空砲で無事を祝福。塩沢2等陸尉は「日本の感覚で物事を進めていくことが難しく、粘り強くコミュニケーションをとって対応した。日本からの手紙には大変勇気づけられた。皆さんに感謝したい」と語った。 松山駐屯地によると、塩沢2等陸尉は5次派遣要員として、隣国のウガンダに滞在。主に英語通訳として、活動に必要な物資の買い付けなどを一手に引き受けていた。
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