愛媛県内で高齢者福祉施設などを運営する医療法人「順風会」（松山市）と社会福祉法人「白寿会」（同）は１０日、事故や事件の被害に遭わないよう声掛けなどを行う県警の「安ちゃん・心ちゃんの事業所」活動を始めた。 両法人は、松山市や東温市、砥部町、八幡浜市で計１１施設を運営している。松山市天山２丁目のデイサービスセンター「あまやま天赦苑」で活動開始式があり、各施設長ら約５０人が出席。県警の阿部克彦生活安全部長は「事故や特殊詐欺の被害に遭う高齢者が増えている。ひと声掛けて高齢者を守ってほしい」とあいさつ。代表者に認定事業所のステッカーを手渡した。 介護老人福祉施設「白寿荘」の山本安乃施設長（４３）は「１人暮らしの高齢者も増えている。デイサービスなどを通して予防を呼び掛けたい」と話した。
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