元F1ドライバーでプロ自転車チーム「Team UKYO」オーナーの片山右京氏(51)が5日、愛媛県庁を訪れ、中村時広知事らと自転車を活用した施策について意見交換した。 来県は片山氏と親交のある県内企業などが10月26日に瀬戸内しまなみ海道で開催される国際サイクリング大会を紹介したのがきっかけ。 42歳の時にヒマラヤ登山に向けたトレーニングの一環で自転車を始めた片山氏は「練習には山と風がある過酷な環境が必要。自転車は若い学生や子どもの教育にも役立つと考えており、愛媛は最適の場所になる」と評価した。 中村知事はサイクリストを誘導するブルーライン整備事業などを説明。自転車は欧州と比べ日本ではまだまだ移動手段という捉え方だと指摘し「新しい価値を広げることがテーマ。しまなみをアマチュアサイクリストの聖地にしたい」と意気込みを語った。
↧