特産品の加工などを通じて食文化を学ぼうと、「七折小梅」の産地で知られる愛媛県砥部町七折地区で3日、砥部町宮内の宮内小6年生約70人が収穫や梅干し作りなどを体験した。 宮内小の総合学習の一環で、「ななおれ梅組合」の組合員4人が指導した。児童は20アールの梅園で鈴なりの梅を脚立に上って収穫。傷が入っていたり、ごみがついたりした梅を丁寧により分ける選果にも取り組んだ。 水洗いして乾かした後は、梅の実を1キロずつ計って塩と一緒に瓶に入れ、学校に持ち帰った。熟成する様子を観察しながらシソを加え、食べ頃になれば自宅へ持ち帰る。
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