「ムシの日」にちなみ昆虫に親しむ授業が４日、愛媛県松山市吉藤４丁目の潮見小学校であった。１～５年生約６００人が学年別に授業を受け、標本や顕微鏡での観察などを通し知識を深めた。 害虫駆除業者などでつくる県ペストコントロール協会が、一年で最も細菌や害虫が発生しやすい梅雨時期に市内の小学校で毎年開き、６回目。体育館にハチの巣、ハエやチョウの標本、パネルなどを用意し、協会員や県総合科学博物館学芸員ら１２人が講師を務めた。 ３年生約１００人は、虫には害虫やペット、食物などさまざまな側面があることを学んだ。講師は自由研究で取り上げる際の心得として「図鑑で調べるだけでなく、顕微鏡などを使い自分の目で細かい所まで見ることが大切」と呼び掛けた。
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