4月27日投票の松山市議会議員選挙は投票率が48.66%(2010年の前回比0.57ポイント減)と戦後最低に落ち込んだが、20歳代前半は27.36%と0.63ポイント上昇したことが市選挙管理委員会の集計で明らかになった。市選管は松山大生を選挙コンシェルジュに認定するなど、若年層の投票率上昇に向けたさまざまな取り組みをしており「一定の効果はあった」と分析する。 市選管は、111投票区から24投票区を無作為に選び、有権者約20万人の投票率を5歳刻みに集計した。20歳代前半の投票率は全年代を通じて最低だったが、他年代の大半が前回を下回る中、わずかだが上昇していた。 市選管は市議選で、13年夏の参院選に続き松山大に期日前投票所を設置。開設した4月23~25日の3日間に723人が利用した。13年参院選より71人多く、特に20~22歳は262人で51人増えた。
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