機械科などで学ぶ高校生らがものづくりの基盤技術を競う「四国地区高校生溶接技術競技会」の県大会(県工業教育研究会主催)が24日、新居浜市阿島1丁目の日本溶接協会四国地区溶接技術検定委員会実技試験場であり、7校計33人が出場した。 製造業を担う技術者の育成を目的に2012年度から四国地区競技会が開かれ、県大会は2回目。 競技は、厚さ9ミリの鋼板2枚を熱で溶かして溶接棒でつなぎ合わせ、溶接部分の美しさや完成度、作業の安全性を審査した。溶接器具別の2部門に分かれ、1チーム3人が1人30分の持ち時間で臨み、溶接の火花を散らしながら工具を駆使して作業に取り組んだ。 上位3校は、7月30日に同所で開かれる四国大会に出場する。
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