愛媛県松山市森松地区の重信川沿いの湿地・広瀬霞で26日、自然観察会があり住民のほか、大学や行政などでつくる「重信川の自然をはぐくむ会」のメンバーら約70人が植物や魚の種類を観察した。 国土交通省四国地方整備局は、昨年創設された河川協力団体に、県内で初めて「重信川の自然をはぐくむ会」を指定し、指定証が交付された。 観察会は国交省松山河川国道事務所が開催。広瀬霞は、かつての湿地環境が失われて外来植物が繁り、水質悪化やごみの不法投棄が問題となっていた。国は2006年~08年に湿地再生へ泉を整備。近年は生物が戻りつつあるという。
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