新任期が始まった愛媛県の松山市議会(定数43)で26日、各議員が所属会派を届け出た。野志市政と距離を置く自民党が12人と改選前から倍増し、4年ぶりに最大会派に復帰。自民と連携する第3会派・公明党の8人(増減なし)と合わせ過半数に迫った。改選前の最大会派・松山維新の会は1人離脱して9人(改選前11人)となり、第2会派となった。 前任期に松山維新所属や無会派だった3人が新会派「フォーラム松山」を結成。代表質問などの権利を持つ交渉会派は改選前から2減の4となった。 26日は交渉会派の代表者が非公開で会合を開いた。出席者によると、6月2日に臨時議会を開くほか、正副議長選での立候補制導入検討や、6月定例会で議会基本条例策定の特別委員会設置を提案する方針を決めた。
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