住宅用火災警報器の設置を促そうと、伊予消防等事務組合消防本部は29日、愛媛県松前町筒井のエミフルMASAKIで、買い物客らに火災の早期発見が命を守ることにつながると呼び掛けた。 同本部によると、伊予、松前、砥部の管内3市町の設置率(2013年6月)は72.6%。県内平均の76.3%を下回っている。 29日は、3市町のゆるキャラと一緒に署員11人が「火災警報器の設置はお済みですか」と親子連れらに声を掛けた。リビングに付けているという女性には寝室への設置を求め、2階に寝室がある場合は階段上部にも付けるようアドバイスした。 沖田誠二予防課長は「一酸化炭素中毒で亡くなる人が多い。早く気付いて逃げることで助かる命がある」と設置を呼び掛けていた。
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