西条、今治両市で国内初確認のキウイフルーツかいよう病「Psa3系統」の発生を受け、愛媛県は12日、拡散防止対策説明会を松山市下伊台町の県果樹研究センターで開いた。地元JAや行政で構成する拡散防止対策協議会を各地域に設置し、連携して情報収集や防除計画策定などに取り組むよう求めた。 また県は、西条市の2園地39アールで新たな感染の確認を発表、被害は13園地259アールに拡大した。 説明会は、県が9日発表した緊急防除対策事業の補助金申請方法や必要書類などを説明するために開催し、市町やJA関係者ら約50人が参加。県農産園芸課の阿部純市課長は「他産地や東予の他園地に拡大させないよう積極的に取り組みたい」とあいさつした。
↧