2014年度の県植樹祭が10日、愛媛県四国中央市中之庄町の伊予三島運動公園であった。市内の緑の少年団の小学生や自治体関係者ら約350人が、緑あふれる地域づくりへ意識を新たにした。 公益財団法人愛媛の森林基金と、四国中央市が主催。テーマは八幡浜市千丈小学校6年松前咲紀さんが考えた「愛媛から 緑いっぱい 夢いっぱい」。 体育館であった式典では四国中央市松柏小の緑の少年団から、6年矢野廉人君ら3人が活動を報告した。林道や校内での植樹の様子を紹介したほか、樹齢千年超といわれ国の天然記念物に指定されている地元のイブキ「下柏の大柏(たいはく)」に触れ、「私たちの知らないところで森林を守っている人たちに感謝し、自分たちでできることを実行していきたい」と述べた。
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