障害者や施設への理解を促進しようと愛媛県松山市下難波の障害者施設「北条育成園」で11日、「五月祭」が開かれ、利用する知的障害者らが作ったせんべいの販売や、歌と踊りなどで地域住民らと交流を深めた。 同園を運営する風早偕楽園が毎年主催。県中予地方局が2012年度から「障害者の愛顔(えがお)あふれる地域づくり推進事業」で協賛しており、大学生ボランティアも運営を補助した。 渡部宗一施設長(65)は「まずは障害者のことを知ってほしい。障害者でも社会に進出できることを少しずつ理解してもらいたい」と呼び掛けた。
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