宇和海特産の真珠の生産現場を体験しようと、環太平洋大短期大学部(愛媛県宇和島市伊吹町)の1年生29人が10日、宇和島市三浦西の養殖場を訪れ、核入れ作業に挑んだ。 真珠のように輝く女性になってほしいとの願いを込めて同短大部が毎年実施。真珠の養殖・加工販売を手掛ける土居真珠が協力している。 学生は細い専用器具を両手に持ち、貝殻を削って球形にした直径6ミリほどの核をアコヤ貝の中に入れた。繊細な作業で、核を落とす失敗もあったが、熟練したスタッフのアドバイスに耳を傾け、真剣な表情で取り組んだ。
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