工業高校の男子生徒が育てたバラはいかが? 八幡浜工業高校の園芸部が愛情を込めて育てたバラを展示販売する催しが10日、愛媛県八幡浜市古町2丁目の同校であり、上品に咲いた赤や黄色の花々を一目見ようと、多くの住民が詰め掛けた。 同校に勤務していたバラ好きの教諭が、校内で育てた花を1971年に初めて一般公開したのが始まりで、今年で44回目の恒例行事となっている。 普段は土木の測量や溶接を学ぶ生徒10人が、早朝や放課後に枯れ葉を取り除いたり、消毒したりして育て、今年は140品種の182本が校庭の一角を鮮やかに彩った。 来場者は1本50円でお気に入りのバラを買えるとあって、販売前から130人ほどの列ができる盛況ぶり。
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