伊予銀行（愛媛県松山市）が９日発表した２０１４年３月期決算は、有価証券の利息配当金や売却益の増加と、信用コストの減少で増収増益となった。本業のもうけを示すコア業務純益、経常利益、純利益のいずれも過去最高を更新した。 一般企業の売上高に当たる経常収益は１１０４億２３００万円（前期比５．３％増）。貸出金利息は減ったものの有価証券利息配当金が増え、コア業務純益は３７９億６４００万円（２．６％増）。不良債権処理額の減少で信用コストは３８億３９００万円減って３７億５０００万円。経常利益は４３５億３３００万円（４６．９％増）、純利益は２５５億１４００万円（４０．２％増）だった。
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