JR四国(高松市、泉雅文社長)が9日発表した2014年3月期連結決算によると、消費税増税前の定期券の先買いなどによる運輸収入の増加や国の経営安定化支援措置を活用した株式運用益が増えたことで、純損益は79億4400万円の黒字(前期は19億3300万円の赤字)と2期ぶりに黒字となった。 売上高は、運輸収入が229億9100万円(前期比0.8%増)と2期連続で増加し、グループ外からの建設業の受注も増えて全体では488億8300万円(2.7%増)と7期ぶりの増収。経常利益は、株式運用益が前期比で42億円増など経営安定基金運用収益が109億円となって、46億9200万円(40.0%増)と大幅に増えた。
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