国内で報告例のなかった種類のキウイフルーツかいよう病が西条、今治両市の園地で発生したことを受け、愛媛県は8日、感染したキウイの伐採費用などを補助するための緊急支援事業に2100万円余りを充てる方針を固めた。中村時広知事が9日の定例記者会見で発表する。 事業は予備費を活用し、かいよう病発生園地の伐採、焼却処分の費用や、未発生園地の防除費用を一定割合で補助する。県は発生園地の農家に対し園内全ての木を伐採するよう依頼しており、被害農家の負担軽減を図る。防除費用を補助することで農家に予防対策を促す狙いもある。 県は果実に発病することはないので、食べても安全としている。
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