愛媛県は2日、西条、今治両市のキウイフルーツ園で、国内での報告例がない種類のキウイフルーツかいよう病が発生したと発表した。かいよう病の他の種類より病原力が強く感染が広がる懸念があることから、県は農家に防除対策の強化を呼び掛けている。 愛媛県のキウイ生産量は全国の約4分の1を占め、2012年まで27年連続で日本一。被害が拡大すれば、産地に深刻な影響を及ぼす恐れがある。 感染を確認したのはゴールドキウイやレインボーレッドという品種を栽培する西条4園地、今治2園地の計94アール。発病した木が20本を超える園地もある。主力品種ヘイワードの感染はない。
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