全国有数のかんきつ産地・愛媛県宇和島市で県花のミカンの花が咲き始め、急峻（きゅうしゅん）な段々畑に吹き上げる潮風に乗せて、甘い香りを漂わせている。 快晴に恵まれた２日には、同市吉田町白浦の山内直子さん（４９）の園地で、学外研修中の埼玉女子短期大学生らが若木の成長を促す花摘み作業に精を出した。 山内さんによると、４月末ごろから開花。品種によってつぼみの大きさや数は異なるが、徐々に見頃を迎えており、例年より長めの５月中旬まで楽しめそう。
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