道後温泉本館改築１２０周年記念芸術祭「道後オンセナート２０１４」が４月１０日に本格的に開幕後、同２５日までの約２週間で、本館と市営「椿の湯」の入浴者数が計４万１８３５人（速報値、前年同期比８．３％増）と高い伸びを示していることが２日、分かった。 愛媛県の松山市道後温泉事務所によると、２０１３年１２月にオンセナートがプレオープンし一部作品の公開が始まって以降、１～３月の本館と椿の湯の入浴者数の合計は前年同期を０．５～６．５％上回る水準で推移している。 地元客が多い椿の湯は１２年１月から毎月前年割れが続いてきたが、プレオープン翌月の１４年１月に入浴者数が３万１３４７人（３．２％増）と２年１カ月ぶりに前年を上回った。２月も２万６４５４人（１．３％増）、３月も３万１８６３人（４．５％増）と前年を超えている。
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