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三輪田米山、秘蔵の書も 松山で特別展

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 愛媛県松山市出身の書家、三輪田米山(1821~1908年)の作品を集めた「三輪田米山特別展」(実行委員会主催、愛媛新聞社共催)が2日、松山市居相2丁目の伊予豆比古命神社(椿神社)内の椿会館で始まった。6月1日まで、入場無料。 同市南久米町の日尾八幡神社神職だった米山は、明治維新を挟んだ激動の時代を生き、中国の王羲之(おうぎし)をはじめとする書の古典に学び、独自の書風を生み出した。 開展式には約80人が出席。主催者を代表し米山の玄孫にあたる三輪田純さん(40)が「この特別展を機に、米山の書がますます愛されることを祈念します」とあいさつ。米山の書から影響を受けたという松山市出身の書家・絵手紙作家の小池邦夫さん(72)=東京都=は「(米山の書には)人間の心を動かす力がある。松山の宝だと思う」と話した。

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