JR四国は30日、初の本格観光列車「伊予灘ものがたり」を7月26日から運行させると発表した。愛媛県の予讃線海回りの松山-伊予大洲・八幡浜を土日祝日を中心に年間120日程度運転する。 料金は大人片道で松山―伊予大洲が1930円、松山―八幡浜が2260円。全席指定(50席)で乗車日の1カ月前から予約を受け付ける。ダイヤは、松山-伊予大洲が松山発午前9時10分、伊予大洲発同10時52分。松山-八幡浜が松山発午後1時28分、八幡浜発同4時5分。 既存ディーゼル車を改造した車両は2両編成で、車体を夕日やかんきつを連想させる色で塗り、車内には食事ができるボックス席や愛媛県産のヒノキを使った展望シート、砥部焼の洗面鉢などを設置する。
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