保育士や幼稚園教諭を目指す学生に動物と触れ合う意義を学んでもらおうと、移動動物園が22日、愛媛県松山市桑原3丁目の松山東雲女子大で開かれ、3年生54人が犬やポニー、ヘビなどと楽しいひとときを過ごした。 移動動物園は将来の保育活動に生かそうと、心理子ども学科子ども専攻の講義で毎年実施。講師として同市北梅本町で動物を飼育している獣医師宮内康典さん(63)が11種28匹の動物と訪れた。 宮内さんは、アレルギーチェックなど子どもに動物を触れ合わせる際の注意点を説明。ヘビを例に「理由がないのに嫌がるのは、いじめと同じ。ざらざらもぬるぬるもしていない非常にしなやかな体。必ず触って理解してほしい」と実際に触れ合う大切さを説いた。
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