石鎚山で２０日に遭難した愛媛県大洲市菅田町菅田、会社員松岡さくらさん（４２）を捜索していた久万高原署などは２３日午前８時２５分ごろ、山頂付近の登山道から約２００メートル下の斜面で、松岡さんが倒れているのを発見。ヘリで引き上げ、救急車で病院に搬送したが死亡が確認された。 同署によると、発見現場は標高約１７００メートルで、２３日は周囲に０・５～１メートルの積雪があった。誤って滑落したとみられる。死因は調査中。 同８時ごろ、山岳ガイドの男性が、登山道に帽子が落ちているのを発見した。松岡さんは月に１回程度石鎚山に登っており、登山靴にアイゼンを装着し、トレーナーなどの上にウインドブレーカーを着ていた。
↧