節目「成人式」へ作品仕分け　西予・かまぼこ板の絵展控え

　かまぼこ板の絵で有名な愛媛県西予市城川町下相のギャラリーしろかわに、７月から開催される「全国かまぼこ板の絵展覧会」の応募作品が続々と届いている。２０回目の節目に当たり、ギャラリーは「いい『成人式』を迎えたい」と仕分け作業に精を出している。　作品は２月から受け付けを始め、今月２０日消印で締め切り。ギャラリーでは２３日、山積みされた作品入りの段ボールや封筒などをスタッフが丁寧に開封した。　１６日までに受け付けを終えた作品は約５３２０点で例年並み。県内全市町のほか、ネパールやカナダなど国内外から届いた。東日本大震災の被災地支援をテーマにしたものや、子どもが成人式を迎えた自分を想像して描いた絵など２０回目を記念する作品が多いという。　作品は５月末から６月初めに審査し、７月１９日から１２月７日まで全作品を展示する。