愛媛県西条市に新たに赴任した人や新入社員に市内の交通事情や危険箇所などを知ってもらう交通安全講習会が23、24の両日、同市新田の西条署であった。 昨年の市内の交通事故による人口10万人当たりの負傷者数が県内20市町で最悪だったことなどを受け、西条署と西条安全運転管理者協議会が実施。23日は市役所や企業の23人が参加し、実車を使った点検や故障時対応の実技を学んだ。 吉岡敏高交通課長が「追突事故が管内事故の40%以上を占める」と事故の発生状況などを説明。実技では、ハイブリッド車とガソリン車のエンジンの違いやオイルの点検方法のほか、高速道路で車が故障した時に三角表示板を設置する位置や発炎筒の使い方の説明もあり、参加者は真剣な表情で確認していた。
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