春の盛漁期を迎え、愛媛県は24日、漁業違反取締対策本部(本部長・中矢恵介水産局長)を設置し、違反操業撲滅に向けた取り締まり強化に乗り出した。 水産資源保護と漁業秩序の維持を図ろうと、漁業違反が増加するこの時期に毎年実施。今年は6月2日までの40日間、職員53人が漁業取締船でのパトロールなどを行う。 県水産課によると、昨年の違反件数は小型機船底引き網の禁止区域内操業など75件あり、2年連続で増加。県庁の水産課入り口に対策本部の看板を掲げた中矢本部長は「違反操業ゼロを目指し、徹底的に取り締まりたい」と意気込みを語った。
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