愛媛県新居浜市西の土居町2丁目の慈眼寺(大隆大宗住職)で自慢のボタン160鉢が見頃を迎え、大輪の花とマツやモミジの新緑との鮮やかな対比が訪れた愛好家を楽しませている。寺によると、月末までが見頃。 30日まで開催している春まつりに合わせ、本堂前の日本庭園に展示した赤や黄、ピンクの直径10~25センチの花が15日ごろから順次開花している。キリシマツツジ約40株も深紅の小ぶりな花を咲かせており、大隆住職は「ボタンの鮮やかな色合いとともに日本独特の自然美を堪能してほしい」と話している。 寺では26日、豊臣秀吉の四国攻め(1585年)の戦死者を供養する「天正の陣430年大祭」を開催する。法要のほか曹洞宗愛知専門尼僧堂(愛知県)の青山俊董堂長の講演などがある。 春まつりは入場料500円。問い合わせは慈眼寺=電話0897(32)2223。
↧