「松山春まつり お城まつり」（実行委員会主催）のフィナーレを飾る大名・武者行列が６日、愛媛県松山市の中心商店街であった。武将や姫君に扮（ふん）した公募の市民ら約２００人がロープウェイ街から千舟町通りまでの約１．２キロを練り歩き、華やかな時代絵巻を披露した。 行列は、奉行やよろい姿の武将を従えた加藤嘉明、２代目蒲生忠知、３代目松平定行の歴代松山藩主と、正岡子規ら明治時代の計４グループで構成。女優・歌手のすみれさんが姫役を務め、あでやかな朱色の着物に身を包んで笑顔を振りまくと、約１３万人（主催者発表）が集まった沿道からは大歓声が上がった。 堀之内の城山公園では、県内のＢ級グルメを集めた「ご当地グルメフェスタ」やダンスステージもあり、大勢の家族連れらでにぎわった。
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