3年後に迫った愛媛国体での総合優勝を見据えた県競技力向上対策本部(本部長・仙波隆三県教育長)の本部委員会が27日、県庁であり、全国上位の活躍が期待できる成年選手を県が雇用する「スポーツ専門員」制度など2014年度事業の具体案が承認された。 14年度の県予算で同専門員の30人分に当たる1億513万円を計上。現在、候補は11人で、指導者兼選手として高校の強化指定校を中心に配置する。 少年種目の選手育成で拠点となる高校の強化指定校は、例年より数を絞って重点強化を図る。各校が補助金を受ける「重点強化指定校」に36部、競技団体が複数校から選手を選抜して強化する「強化推進指定校」に42部、「強化拠点大学」は6部が選ばれた。社会人スポーツ強化支援事業の対象にサッカーのFC今治を追加した。
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