愛媛県宇和島市が全国から募集していた「宇和島伊達400年祭」のシンボルマークが決まり27日、宇和島市役所で表彰式があった。最優秀賞に選ばれたグラフィックデザイナー垂水秀行さん(39)=香川県丸亀市=の作品が今後、イベント周知に活用される。 同祭は、宇和島藩祖伊達秀宗の入城400年に合わせ2015年に開催。シンボルマークは13年12月から募集し約1カ月半で297点の応募があった。実行委員会が最優秀賞と優秀賞3点を決めた。 垂水さんの作品は、U字形の前立てが特徴的な秀宗のかぶとがモチーフ。シンプルなデザインだが、かぶとの中に「伊達」の文字を隠し、「2015」の文字には牛鬼をイメージした赤色を配色するなどのアイデアが盛り込まれている。
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