４月１日の消費税増税まで１週間を切り、愛媛県内の主要企業は商品・サービス価格の表示切り替え準備を急ピッチで進めている。消費者がスムーズに新料金に対応できるよう、増税前日の３月３１日には各社が膨大な作業に追われそうだ。 伊予鉄道（松山市）は、郊外電車３５駅に設置する全券売機の新型への交換を終えた。４月１日の始発便から新型機の運用を開始する。市内電車２７駅の運賃表示には３月３１日夜、駅員らが新運賃のシールを貼る予定。 ２６日は松山市南梅本町の梅本駅に業者が新運賃表を設置した。同社によると、料金改定に関する一般利用者からの問い合わせは特にないが、使用日でなく購入日の価格が適用される通勤・通学定期を買い求める客からの相談は多いという。 スーパーなどは税率がアップする直前の３１日に切り替え作業を集中させる考えだ。
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