愛媛県内の小学生を対象にしたえひめ児童版画コンクール「天才ちるどれん」(コープえひめ主催)が26日、松山市堀之内の県美術館南館で始まった。県内57校の921点を展示。スポーツや学校行事を楽しむ姿などを表現した色とりどりの作品が並ぶ。30日まで。 最優秀賞には久万高原町畑野川小1年岡春伽さん(7)が選ばれた。 26日は、砥部焼伝統工芸士の工藤省治さん(79)による絵付け体験ワークショップがあり、子どもたちが思い思いの創作を楽しんだ。 ワークショップには受賞者や家族ら約40人と、同展審査委員長でスタジオジブリのアニメーション美術などで知られる男鹿和雄さん(62)が参加。コップや茶わんなどの砥部焼に、呉須で花柄や動物などの絵を描き、工藤さんが手を加えるなどして個性豊かな作品を仕上げていった。
↧