自転車と歩行者、自動車が道路を共有する「シェア・ザ・ロード」啓発デザイン作品の最優秀賞に、河原デザイン・アート専門学校(愛媛県松山市)1年の富高莉果子さん(21)が選ばれ、24日県庁で表彰された。 作品は県が募集し、県内の高校や専門学校から27点の応募があった。 富高さんは、黄色の背景にブルーラインを表す青色の道を「みきゃん」が自転車で走行し、自動車や歩行者のシルエットを加えて「共有」を表現。24日の表彰式で、中村時広知事から賞状を受け取った富高さんは「みきゃんを目立たせたかった」と説明した。 啓発デザインは今月中にも松山市内9カ所にある消火栓標識の看板で活用。看板(縦40センチ横80センチ)には金融機関や団体などの協賛広告が添えられる。県は随時、協賛企業を募集する。
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