大規模地震などに備えようと愛媛県松山市の姫原地区の自主防災会は15日、同市山越3丁目の姫山小学校で防災訓練を行い、住民約190人が、倒れた家具に挟まれた被災者の救助方法などを学んだ。 会場では、たんすの下敷きになった人形を前に、市中央消防署員が「資機材がなくても、複数人で1、2センチ持ち上げれば、負傷者を引き出せることが多い。体ではなく、布団ごと引っ張るほうが助けやすい」と救助のこつを説明。住民は人形を実際に「救助」し、毛布を担架代わりに使う方法も学んだ。
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