競馬必勝法の情報料名目で計250万円をだまし取られたとして愛媛県松山市の70歳代の自営業の女性が11日、松山東署に被害届を出した。同署は詐欺容疑事件として捜査している。 同署によると、2013年10月下旬、競馬情報の提供をうたう会社から書類が届き、社員を名乗る男から「八百長レースの情報提供を受けるには420万円を支払い会員になる必要があるが、勉強会は1万円で受講できる」と電話があった。 女性が同31日に指定口座に1万円を振り込むと、男から「会員になってほしい」と言われ、11月1~8日に3回、計約41万円を入金。上司を名乗る男から「男は、勝手に会社の金であなたの会員料を支払った。このままでは首になるので、とりあえず250万円を支払ってくれ」と電話があり、同12、13両日に計約207万円を振り込んだ。
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