JR四国は24日、予土線の愛媛県の宇和島―高知県窪川で期間限定運行している国内初のトロッコ列車「清流しまんと号」(定員40人)のデザインを一新すると発表した。現在の外観での運行は8月末に終了し、今秋から切り替える。 同社によるとトロッコ列車は、旧国鉄時代の1984年に観光で地域を盛り上げようと予土線に導入したのが日本で最初。貨物車両を改造して屋根は赤色のテント張りとし、側面は見晴らしを良くするため上部を開放、下部は板で覆った。以後全国各地で運行されるようになり、JR四国では瀬戸大橋線の「アンパンマントロッコ」など計3両ある。
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