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東日本大震災3年 愛媛からも鎮魂の祈り

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 東日本大震災から3年となる11日、愛媛県でも追悼の催しや万灯会があり、鎮魂の祈りや支援の決意を新たにした。 松山市石手2丁目の石手寺では震災の犠牲者らを追悼。震災後、愛媛に移り住んだ被災者らが集い、古里を奪われた無念さや思うように復興が進まないもどかしさをかみしめた。 加藤俊生住職が「津波などで古里や仕事、家族、家を失った人の復興、回復に心を寄せ、考える機会としていきたい」とあいさつ。地震が発生した午後2時46分に合わせて黙とうし、お経を読み上げて亡くなった人たちの冥福を祈った。境内では、一般の参拝客も足を止め、手を合わせていた。 愛媛新聞社はさらなる被災地支援の輪を広げようと松山市大手町1丁目の本社で開催中の「震災報道写真展」会場や県内支社に、写真展に協力している岩手県の地元紙岩手日報社の号外を配置した。この1年の歩みや復興に関する話題を集めており、来場者に配っている。 夜には松山市の城山公園で、宮城県女川町でボランティアを続けるグループが万灯会を実施。松山市総合福祉センターでは市民らがメッセージキャンドルをともした。

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