中予地区の未成年者喫煙防止推進協議会が5日、愛媛県松山市のホテルであり、たばこの小売業者や日本たばこ産業(JT)松山営業所、警察など16機関の計20人が取り組みの課題を共有した。 松山たばこ販売協同組合(宇高茂理事長)の主催。松山東署は「2013年に喫煙で補導した少年全体のうち女子が約5分の1で、中学生に限っては女子がほぼ半数に上る」と女子中学生の喫煙を問題視した。 出席者からは「家の中で親が喫煙を許しているケースがあり、補導員では改善の方法がない」との声が相次ぎ、家庭や地域ぐるみでの啓発が不可欠と強調していた。
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