県警の委嘱を受けた自転車交通安全講習指導員(サイクルマスター)らによる交通安全教室が5日、愛媛県西条市北条の多賀小学校であり、6年生55人が自転車通学の際の注意点などを学んだ。 中学生になる児童に自転車の安全な乗り方を身に付けてもらおうと、西条西署が初めて企画。サイクルマスターの市職員飯尾友晶さん(37)らが講師を務めた。 飯尾さんが、自転車などの軽車両は基本的に車道左側を走る▽歩道を通行していい場合は右側を走り歩行者に道を譲る―などの規則を説明。2人乗りや携帯電話で話しながらの運転などはしないようにと呼び掛けた。 西条西署の三多弘幸交通課長(38)は2013年に管内で発生した人身事故273件のうち自転車の絡む事故が32件あったことを紹介。春休み中に中学校までの通学路を下見して危険箇所を確認しておくことを勧めた。
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