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フリーゲージトレイン常設展示へ、西条市が協議

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 愛媛県西条市が、フリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)第二次試験車(二次車)のJR伊予西条駅南広場(同市大町)での常設展示に向け、関係者と協議を進めていることが4日分かった。協議が整い次第、二次車の先頭車両を無償で譲り受け、7月に公開する方針。 FGTは車輪の幅を変えて新幹線と在来線の直通運転が可能。市などによると、二次車は2007~09年にJR九州の在来線などで試験走行し、11年6月からはJR予讃線でもテストしており、13年には多度津-松山間で走った。13年9月に約10万キロを走り運行を終えた。 市は役目を終えた二次車を後世に伝えようと、JR四国を通じ、FGTを所有する鉄道建設・運輸施設整備支援機構(横浜市)と協議を続けていた。 西条市によると、現在国内にはFGTの車両を展示している施設はない。計画では長さ約25メートルの先頭車両内に試験走行中の写真などを並べる。 南広場近くでは市が四国鉄道文化館南館を整備中で、7月20日に開館予定。南館には2月に移送されたC57形蒸気機関車「春雷号」など3両も展示される。

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